小清水原生花園を後に、少し走ると道産子が放牧されていました。
馬たちが食べているのは、市場には出せないニンジンの山。
放牧されている場所も広大でした。
車は海岸線を北上し、世界遺産に指定された知床を目指しました。
標識はその先の標津(しべつ)ウトロになっていますね。
運転中のRUMIさん。
「車が古いのであまり調子よくなくて・・・」とのことでしたが、もう14年も乗っているとか。
でもよく整備されていて、とても何万キロも走った車とは思えませんでした。
遠くに知床連山が見えてきました。
羅臼岳、遠音別岳、別海岳、斜里岳でしょうか。
すぐに車はまた海岸線に出て知床半島の西側を北上し、知床の懐を目指しました。
交通量が少なく、晴天にも恵まれた北海道のドライブはとても快適でした。
野生の鹿の飛び出しが多いそうで、こんな標識も見られました。
「日本の滝百選」にも選ばれたオシンコシンの滝。
水量が多く、緑の間を縫って流れ落ちる滝は独特の美しさがありました。
オシンコシンの滝の前で。
オシンコシンとはアイヌ語で「オシュンク・シン」
(そこにエゾマツの群生するところ)の意味だそうです。
オシンコシンの滝の売店側に若い鹿が出てきていて、
木の芽や葉を食べている姿を見ることができました。
観光客にも驚かず、ゆっくりと山へ戻っていきました。
知床半島横断道路の頂上の展望台からの眺め。
羅臼岳の山並みの向こうに北方領土の国後島が見えていました。
国後島との距離は野付半島からわずか16kmだそうですが、
峠を下りた羅臼町からも本当に近くに見えていました。
知床横断道路の展望台にて、RUMIさんの愛車の前で。
ゆっくり、のんびり道東の観光をしてきましたが、
日も傾いてきてそろそろ帰路の飛行機の時間が気になってきました。
峠を下りて、羅臼町の食堂で遅めのお昼を食べた頃には、もう、夕暮れが迫っていました。
暖かいラーメンをいただきましたが、スープは魚介類のだしで、とっても美味しかったです。
腹ごしらえをした後は、ひたすら南下して中標津、根釧台地を抜けて釧路を目指しました。
ここが結構、距離がありました。
車の運転はプロのRUMIさんでしたが、時間との兼ね合いでストレスをかけてしまいましたね。
ようやく飛行機の搭乗時間に間に合って、最後の記念撮影。
お別れをした後、RUMIさんはまたご自宅までドライブで、
この日の全走行距離はなんと約540km!
帰宅された時間は私たちが自宅へ着いたのと同じくらいで夜中近くになりました。
やっぱり北海道は広いですね。
目一杯、道東の景色を堪能して、とても充実した1日でした。
RUMIさん、色々と気を遣っていただいて、ありがとうございました。
そして1日観光案内、本当にご苦労様でした。
また、北海道を訪れてお会いできる日を楽しみにしています。
機会がありましたら、東京方面にも是非いらしてくださいね。
(今回のオフ会の費用はホテル1泊付きで東京から¥30,000ほどでした。)北海道オフ会 │1│2│3│4│