クリスマス  2007.12.24

今年のクリスマスはイグたちに美味しいケーキを作りました。
と言っても、使う材料はいつもの食材です。
ケーキの土台は食パン、その上に水切りしたお豆腐を薄く切って載せて、 カボチャのペーストを絞ってデコレーションしました。
飾り付けはミカンやイチゴ、電子レンジでチンしてハート型に切った人参、
星形に切ったパパイヤ、オクラとサヤインゲンのスライス、アクセントにホトケノザをベランダから取ってきました。 器の周りに葉野菜を盛りつけて、その真ん中にイグケーキを置いて、さらにボイルしたスイートコーンや、スライスしたパプリカ、少量のフードなどを散らしました。
さーて、みんなは気に入ってくれるかな?


<イグケーキ>
これは大食漢のジッタ君用です。
ケーキの大きさは直径7センチくらいで、これは他のみんなと同じですが、葉っぱが多いのです。

これはピロちゃん用です。
ここのところ、葉っぱはモロヘイヤしか食べないので、モロヘイヤを主にクレソンとルッコラを少し入れました。またフードは食べないので、入れていません。

これはタリちゃん用。フードを散らすのを忘れました。

そして、これがアルコ君用。直径は4センチくらいで小さいのですが、材料はみんなと同じです。
<みんなの食べっぷり>
最初はジッタ君。
「なんか、いつものご飯と様子が違うぞ・・・なんだ?」とそろそろ寄ってきました。

でも、その後はもうブルドーザーみたいな感じ!
そして、でっかいパンを見つけました!
「こんな一気食い、初めてだぁ〜!」と喜んだものの、パンが大きすぎてなかなか口の中に入っていきません。
これを見て、初めてパンに切れ目を入れておくのだった、と気づいたのです。 ジッタ君は文字通り、目を白黒させてパンを呑み込もうと必死になってました。

次はピロちゃん。術後1ヶ月半が過ぎて、少しずつ食べるようになってはいるものの、食べてくれるかな? と、すごい勢いで食べ始めました!
器に頭を突っ込んで食べています。

パンは先ほどのジッタ君の例があるので、食べ始める前にちぎってやりました。

タリちゃんもものすごい勢いで食べています!
ここのところ、少し小食になっていたのがウソみたいです。

セリちゃんは、日によって食欲にムラがあり、今日はあまりお腹が空いていなかったのか、それでもケーキのトッピングだけバクバクたべていました。

さて、アルコ君はどうかな? 先月くらいまで食が細くて心配していましたが、最近は良く食べていました。 そして、仲良くなるためにトッピングに食パンのかけらを載せたりして、少しずつ悪の道に引き込んでいたのですが。。。 器を温室にそっと入れようとした時から、もう目がご飯に釘付けでした。 す、すご〜い食べ方です。

ふ、ふ、ふ、お弁当がついていますよ!

そして、パンのかたまりをどうしよう・・・、今手を入れたら逃げちゃうかな・・・と考えているうちに、パンにかぶりついてしまいました! ど、どうなるのか!!

やっぱり、なかなか飲み込めません。ちょっとずつ、必死で食べていました。喉につかえちゃったら、どうしよう!とハラハラして見守りました。パンを呑み込んだ後は、まるでネズミを呑み込んだヘビみたいな感じで、しばらくはご飯も喉を通らないといった感じでした。ふーっ。 この次、イグケーキを作る時は、土台のパンは小さく切ったのを型に入れるか、寄せ集めて使うことにします。

ラモちゃんも小さいケーキをもらいました。でも、食べ方はいつもと同じですか。ミカンがいつもより大きいね。

おい、おい、自分がケーキになって、どうするんですか?

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今回、ここに登場しなかった女王様のフェリちゃんは、現在、自発的に全く食べません。
それでもみんなと同じケーキを作ってあげましたが、ボビボビ怒って行ってしまいました。 朝、ミカンだけは2〜3袋食べられるようになったのですが、まだケーキを食べる気分じゃないみたいです。 それで、腹ペコのタリちゃんにフェリちゃんの分のケーキを食べてもらいました。でも、パンだけフェリちゃんに見せたら、3口ほど食べることができました。少しずつでも、良くなってほしいです。 ガンバレ、フェリちゃん!