毎年、発情期になると過激になるハナさんちのハナちゃん。
今年もイグアナ仲間3人でハナちゃんの様子を見に行きました。
去年、初めてハナちゃんに会いましたが、その時は体をうねらせてにじり寄ってきました。
今年の様子を伺ったところ、去年よりもエスカレートしていて、
一度などはパパのフリースに噛みついて、フリースを食いちぎって呑み込んでしまったこともあったとか。
そして最近では空を飛ぶ勢いで襲いかかってきているとのことでした。
大口を開けてハリケーンのように回転し、部屋中をけちらかしていると伺って、
今年のハナちゃんは相当手強そうだと思案しました。
とても人間だけでは無理かもしれないと思い、スーパーウーマンのタリちゃんに助っ人を頼みました。
「わーっ、今日はお客さんがいっぱいだね。それも女ばっかだし。これじゃ、ボクの勝ち目はないかな。」
あれれ、ハナちゃん、随分いい子じゃないのかな。
去年の方がご機嫌ななめだったよね。
この日、過激なハナちゃん用に用意した最終兵器は2つです。
そのうちの一つがこれ。イグアナのぬいぐるみです。
ハナちゃんはあまり興味がなさそうで反応せず。
ハナちゃんには少し大きかったのかな。
そこで最終兵器、第2弾のタリちゃん登場。
Tali「あんた、だれ?」
Hana「ぼ、ぼく、ハナ、です!」
T「ふ〜ん、興味ないわね。」
H「わっ、わっ、イグアナの女の子なのだっ!」
H「パパー、あの子、女の子だよね。」
Papa「いつもは、こ、こんなんじゃないんですが。。。今日はいつもと全然違う。。。」
そうでしょうね。
まるで借りてきたネコのようにパパの腕に抱かれているハナちゃん。
ところがそのうちムラムラしてきて、やはりパパの袖口にがぶっ!。
目がいっちゃってました。
その結果・・・みんなにシッポの付け根をスリスリされて、あえなく撃沈。
ヘミペニスを出して、タオルに噛みついて固まってしまいました。
「ちょっと時間がかかるから、しばらく放っておきましょう。」
タリちゃんには振られちゃったけど、タオル相手にすっきりしたハナちゃん。
みんなにいっぱい可愛がられていました。
「ぼくって、そんなにかわいいの!」
あっ、タリちゃん、発見!アピールしなくっちゃ!
「タリちゃーん、ぼく、ハナです。な、なかよくしてくださーい。」
「タリちゃん、そっちへ行ってもいいですかぁ。」
T「私はその気はないの。じゃあね。」
H「あ、あたまが。でも、うれしいかも。」
H「タリちゃ・・・、あれっ?どこ?」
H「タリちゃーん!」 T「なにさ。。。」
H「やった!ぼく、ちょっと幸せかも。」
心は熱くても、体が冷えてしまったハナちゃんでした。お疲れさま。
そして、次の日は、ウソのようにハナちゃんの魔法は解けてしまったようです。
やっぱりパパはライバルなのかな。