フロリダのキーウエストで開催されたICE2002 (International Conference on Exotics)に、YILとともに参加しました。
エキゾチックアニマルの医療に関心があるとは言え、医療関係者でもないのにこのような国際的な学会を傍聴できる機会はめったに無いことですので、適度の緊張と興奮のお陰でエコノミック症候群にかかることもなく、日本からは地球の裏側に位置するフロリダに着くことができました。マイアミからは小型のプロペラ機でキーウエストへ。学会が開催されるホテルへ着いたのは深夜でしたので、写真で何度となく見たことがあった島と本土を結ぶ海上の長い道路は見られませんでした。
キーウエストは小説家ヘミングウェイが晩年移り住んだことでも有名です。『アメリカ鳥類図譜』を表したオーデュポンの家を見学できることも楽しみでした。
学会の内容などの詳しい報告はVEINの案内のところにありますので、そちらも合わせてご覧ください。
ここでは学会風景やキーウエストの町中でのスナップを幾つかご紹介します。
キーウエストの空港で やはりヘミングウェイはここの顔らしい |
深夜に到着したホテルでチェックイン |
落ち着いた雰囲気の中にもトロピカルな可愛らしさが感じられるロビー 明日からの学会が楽しみになってくる |
学会第一日目の朝食風景(ホテルのビーチで) テーブル毎にテーマが掲げられている所もあった 朝食は甘いパンとジュースやお茶のみ(これが基本的アメリカンなのだろうか) |
ホテルのビーチ 朝の空はどんよりと曇りがちで気温もそれほど高くなかった |
学会の催される会場の前で 会場は冷房が強くて、カーディガン無しでは凍ってしまいそうだった |
学会ではスライドとともに発表があり分かりやすかった これは幾度か見たことがあるイグアナの腫瘍 |
発表する参加者は皆このようなラフなスタイル |
学会の会場風景 様々な国からの獣医さんたちが参加していた |
配布されたプログラム等と大活躍した電子辞書 ガムやカラフルなキャンデーと バイトリル(抗生物質)のラベルが貼られた飲料水のペットボトル |
医療メーカーの展示即売ホールで見つけたイグアナのクレイブローチ ちょっと高いなと思いつつ、記念に買ってしまった |
学会の合間に販売した手描きフェリーチェTシャツ 筆のタッチと漢字などの日本的雰囲気で完売御礼となった |
ヘミングウェイがここで眠ったと書かれたサイン なんでもヘミングウェイなんだな |
ビーチの警告ボード 泳ぐのは自由だが責任は持たないとか 140km先にはキューバがあるカリブ海 |
学会も終わり、最後の一日は市内観光へ ヘミングウェイの家の前で記念撮影 |
展示品の資料の上で昼寝をするネコ ネコが大好きだったヘミングウェイをしのばせる |
ヘミングウェイの愛したネコたちのお墓 |
オーデュポンハウスは資料館となっている 手描きの鳥のスケッチが沢山展示・販売されていた |
オーデュポンの居間で使用されていたのは カリブ海に沈んだ難破船から引き上げられた調度品 |
キーウエストの水族館で飼われていたイグアナ |
帽子に刺していたハイビスカスの花を与えると 恐る恐る寄ってきて食べていた |
ストリートでは動物をモデルにして 一緒に写真を撮らせてお金を取るという商売もあった イグアナがいたので迷わずモデルになってしまった 私は白いインコを手に持って、実は頭にもカラフルなインコを乗せられている |
食べてみたかったキーライムパイだったが まずくて食べられなかった |
小さくてもカラフルで形もおしゃれな蜘蛛 |
アノールがいたる所で日光浴をしていた |
可愛らしいライトの付いた桟橋 この海の向こうにはイグアナたちの生まれた国がある |