ハナちゃん  2008.02.21

もう11歳になるというのに毎年、激しい発情期を繰り返している
ハナさんちのハナちゃん。
昨年から強制給餌をすると吐いてしまうということで
食べていなくて痩せてしまって心配だということで、
ハナちゃんの様子を見に行きました。
少しは食べることができるようになったとのことで、
尻尾の付け根が痩せていたものの、体はそれほどガリガリではなく、
発情期も落ち着いてきたようでミカンも美味しそうに食べていました。
ハナちゃんはお目目がとてもきれいで、いつ見ても可愛かったです。



やんちゃっくれな凛々しさ!
ハナちゃんの魅力が爆発〜。

パパの膝に寄りかかって甘えるハナちゃんでした。

ぼくのチャームポイントはこの澄み切ったお目目だよ!

なんか、美味しいもの落ちてないかな・・・

さんざん、みんなに抱っこされて、なでなでされて「こりゃ、たまらん!」と
自分のおうちへ帰っていくハナちゃんでした。

これがハナちゃんのご自慢のおうち。
すごいね!大工さんのパパが作ってくれたんだよ。
メタハラはrrrbさんが作ってくれたんだって。
右に見えるネットはハナちゃんの発情期が激しい時に飛びかかって来られないようにしてあるんだよ。

ぼくの正面顔だよ。
どう?ぼくって、そんなにかわいいの?
なんか変だって!

じゃあ、これはどう?
えへっ、かわいいでちょ!

ふー、お客さんの相手も疲れるよね。

ちょっとはシャキッ!として、いい顔見せなくっちゃね!

ごはんも食べられるようになって、一安心したハナちゃんでした。
その1カ月後、パパのハナさんからお電話がありました。
また全く食べなくなって、お口の中が白くなっているとのこと。
早急に病院へ連れて行って診てもらいました。
食べていなかった時期が長くて、体脂肪も使い切ってしまい、脱水もひどかったので即入院となりました。

でも・・・残念なことに、その翌日、入院先の病院で亡くなったとお知らせをいただきました。
私たちが様子を見に行ってから、ちょうど1か月後のことでした。

今でも信じられない想いです。本当にイグアナという生き物は最後の最後まで、上手に具合の悪いのを隠すのですね。まして、毎日見ているとそのちょっとした変化に気づくのは遅れてしまいます。
でも、ハナちゃんは11歳のこの日まで、毎年、激しい発情期でパパを困らせ、それでもいっぱい愛してもらって、かわいがってもらいました。
大切な、大切な家族の一員でした。
私たちもハナちゃんとの楽しい思い出がいっぱいです。
さようなら、ハナちゃん。
そして、ありがとう。