草原のイグアナたち  2005.05.05

GWにつくばのジュラさんのお宅へセリちゃんと寝たきりハリネズミのヴォーラちゃんを連れて、
遊びに行ってきました。
イグサくんに散歩道を案内してもらって、一緒に草原で日光浴をしたり。
都会育ちのセリちゃんもすっかり日焼けして、お休みを満喫してきました。

いきなり知らないイグアナに押しかけられて、
緊張気味のイグサくん。
「あんた、だれ?イグアナなんか見るの初めてやなぁ。」
「あんたこそ、だれ!」
ちょっと見ない間に
すっかり男っぽくなったイグサくん。
ばあやの運転する田舎の高級自家用車で、
いざ領地の見回りにお出かけ。
花の咲き乱れる芝畑での日光浴は気持ちいいねぇ。
セリちゃんもちょっとドキドキしながら
初めて広い野原で日光浴。
2イグはといえば・・・
全く知らんぷり。
と思いきや、
イグサくんは突如方向転換して
セリちゃんの側へやってきました。
やっぱり興味あるんだ。
「ほんまにイグアナかぁ〜? 張りぼてとちゃうかぁ?」
すりすり。すりすり。
「なかなかええもんやなぁ。」
「ちょっと、あんた!馴れ馴れしいんとちゃう!」
「ほんじゃ、バイバイね〜!」
「・・・・・・」
セリちゃんはイグサくんにかまうことなく、とっとと一人でお散歩へ。
う〜ん、やっぱり・・・気になる・・・
・・・・気になる・・・イグサくん。
つれないセリちゃんの様子をじっと見守るイグサくん。
都会育ちのセリちゃんはお花畑で気持ちよさそう。
でも1時間ほどであちち〜〜!
そうだ、爺やに畑の側にパラソルを立ててもらおう。
できあがりを待ってる間、キャンプテーブルの上で仲良く日光浴。
昼間、お留守番をさせられたイグサくんとセリちゃんは
夕方になってもう一度日光浴&お散歩に出かけました。

「どや、つくば、ええとこやろ?畑には花もいっぱい咲いてるでぇ。また、遊びにきいや。」
もうすぐ夕日が沈みそう。
「イグサ、もうお家へ帰るよ」
「もうちょっと日光浴がしたいんや〜」

1日いっしょにいて、夜にはすっかり温室を乗っ取られてしまったイグサくん。
でも、セリちゃんを手荒に扱うこともなく、
じっと耐えて、あくびの連発。
「眠いのにぃ〜・・・もう、どいてぇなぁ〜〜」
(ボビボビ・・・)
(おまけ)
復元された平沢官衙(かんが)遺跡。
奈良・平安時代の筑波郡の役所跡。
見晴らしのいい丘の上に建つ高床式の倉の中を風が吹き抜けて。
平安の栄華と夢を運んだ風。